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PCセットアップ

PCが配送され
7台目のパーソナル・コンピューターとなるNECのLAVIE Note Mobile PC-NM550RAが配送された。10年振りのノウトブック・コンピューターであり、また、このところパーソナル・コンピューターのリカヴァリを行うことがなかったため、久し振りのセットアップということになる。戸惑うことも多いため、経過を時系列的に書き留めておこうと思う。

配送を受けての最初の感想は、コンパクトだというものだ。これは、マニュアルがオンライン化されたことも影響している。望ましい変更ではあるが、初心者にとっての敷居は高くなったであろうと思う。また、本体も12.5インチの狭額とモバイルと呼ぶにふさわしい大きさだ。これは、将来、海外旅行に携行することを考えてのことだ。店頭でノウトブック・コンピューターに触ってみて、必要な機能が揃っていて海外への携行に支障を来さないのは12.5インチまたは13.3インチであろうと判断していた。

1日目は、セットアップ・マニュアルを横に置いてセットアップに取り掛かった。マニュアル通りには進んでいかないようだ。セキュリティの質問はスキップされた。時代遅れになったという話を聞いたことがある。パスワードのほかにPINの入力を求められるが、どのように使い分けるのかの説明がない。顔認証や指紋認証など、質問にどのように答えようか迷っている間にスキップされた項目もある。セットアップ後に設定することはできるのであろうが、何がスキップされたのか把握することができていない。ウイルス対策のソフトウェアについても考えていかないといけない。

セットアップが終わると、タスク・バーにNECが設定したプログラムが並んでいることに嫌悪感を覚え、解除に努める。自動的にプログラムが起動するようにするのであれば、それを説明するようにしてもらいたいものだ。

ここまでの作業中にまず気にかかったのは、タスク・バーにあるスピーカーに×印が付いていることだ。マウス・カーソルを近づけると、「オーディオ 出力デバイスがインストールされていません」と表示される。自分でインストールするのかと考えたが、解決法が見当たらない。インターネット上で顧客登録をしなくても受けることができるサポートを見つけたため、電話をかけてみた。パーソナル・コンピューターの出荷以降に行われたアップデイトをインストールするまでの間、動作が不安定になることがあるという。2019年に発売になった機種なので、アップデイトするべき項目は多いようだ。辛抱強く待ったが、この問題はサポートの説明通り解消した。

次に気にかかったのは、タッチ・パッドにクリック・ボタンがないことだ。インターネット上で使い方を調べたが、クリック・ボタンがないことが標準になったわけではないのであれば、セットアップ・マニュアルで説明しておいてもらいたいものだ。また、インターネット上の説明は2か所齟齬があった。まず、右下部分に特別な意味があるように説明されていたが、実際にはそのようなことはなかった。次に、ドラッグのためにはパッドを押したまま指を動かすと説明されていたが、実際にはパッドをすばやく2回押し2回目に押した指を離さずにそのまま動かすことが必要であった。

続いて、エディターに取り掛かる。マイナーとなってしまったと思われるWZ Editorを利用している。インストールが終わると、「キー・カスタマイズで」に記したカスタマイズなどを始めた。WZ Editorの特徴として、文字列を選択せずにカットやコピーを行うと、カーソルのある段落を選択してカットやコピーを行ったのと同じ効果がある「段落カット・コピー」というVZ Editor以来の機能があり重宝しているが、その機能の説明として、「ONにすると、選択を解除した切り取り・コピーに対応します」という翻訳調の記述があるのみであった。これでは理解は難しいであろうと感じた。和文フォントは標準のメイリオの視認性が高そうだが、欧文フォントも等幅フォントにしたいので、欧文フォントのみMS ゴシックとする組み合わせ方式を採用することにした。

動画視聴のためのソフトウェアは韓国グレテックのGom Playerを利用している。音声が再生しない不具合は、「ffdshow」というコウデック(ただし32ビット用のもの)をインストールすると解消する。

既定のブラウザーはFirefoxとしている。自作のウェブサイトを閲覧していて修正したくなった時、簡単にソースをエディターで呼び出し修正することができるため便利だ。そのための準備を進めた。まず、アドレス・バーに「about:config」と入力して設定変更を可能にする。「!動作保証対象外になります!」との警告を受けるが、「危険性を承知の上で使用する」を選択する。次いでアドレス・バーに「view_source.editor」と入力し、表示される2項目目を「true(外部エディターを使用する)」に変更し、3項目目に外部エディターのパス(たとえば「C:\Program Files (x86)\WZ EDITOR 7\wzeditor.exe」)を入力する。最後にFirefoxを再起動するという手順だ。

(2021年5月7日執筆、2024年8月5日掲載)

慣れ親しんだ入力環境へ
セットアップ2日目だ。

ディスプレイ設定で、「テキスト、アプリ、その他の項目のサイズを変更する」を操作して、125%という出荷時の設定を100%に戻した。フルHDの画面をできるだけ広く使いたいと考えている。

スクリーン・セイヴァーは邪魔なようにも思うが、有益な情報もあるようなので、様子見をすることにしよう。

モバイル・コンピューターとしての制約から、「Home」、「End」、「PgUp」、「PgDn」の各キーは独立していない。「Fn」キーと矢印キーを同時打鍵することが必要だが、特に支障があるとは考えていない。

タッチ・パッドの使い方には慣れてきたが、ドラッグ&ドロップには失敗することが多い。また、操作中にタッチ・パッドに触れてしまうのか、マウス・カーソルが意図しない場所に移動してしまうことがある。

Windows 10などではダウンロード、デスクトップ、ドキュメント、ピクチャ、ビデオ、ミュージックの各フォルダーは特別の役割を与えられている。本体は別の場所にあるが、ルート・フォルダー直下の絶好の位置にショートカットが置かれている。フォルダー名は日本語だが、パス名は英語で表され、それぞれ独特のアイコンになっている。しかし、パーソナル・コンピューターの故障時に備え、ファイルは外部デヴァイスに保存するべきだという信条を持っている。そこで、前述したショートカットのリンク元を外部デヴァイスに切り替えるよう努めたが、外部デヴァイスへの複写時に前述した属性が保持されなかったり、意図しない同期が起こったりして、対応に苦慮した。

Googleの日本語入力のインストールとカスタマイズを終え、慣れ親しんだ入力環境が戻ってきた。

(2021年5月8日執筆、2024年8月5日掲載)

自分のPCになったという感覚
セットアップ3日目だ。

タスク・バーに新規ツールバーを設定した。スタート・ボタンよりも起動するプログラムの選択が容易だ。設定方法は、タスク・バーを右クリック→ツールバー→新規ツールバーと進み、予めプログラムのショートカットなどを保存しているフォルダーを選択するというものだ。

親指シフトを可能にするため、やまぶきRもインストールした。CドライヴにProgというフォルダーが作成されてしまう。Windowsのソフトウェアとして行儀はよくない。すぐに起動するため、親指シフト入力を試みたが、意図しない結果であった。左親指シフト・キーがスペイス・キーに割り当てられていることが原因のようであり、無変換キーに割り当て直した。その後、カスタマイズに取り組んだ。記号の記述については独特の書式があることと、設定の効果の検証の度にソフトウェアの再起動が必要なことから苦戦したが、これで自分のパーソナル・コンピューターになったという感覚を持つことができた。

Windowsの展開に対応した親指シフト・エミュレイターの新しい動きについてもウォッチしていきたい。

作業の過程で、久し振りにスタートアップ・フォルダーを目にした。何と深い階層にあるのかと思う。また、スタートアップ・フォルダーに保存されていないプログラムが、パーソナル・コンピューターの起動時に自動的に起動しているように見受けられることは、不快に感じた。


(2021年5月9日執筆、2024年8月5日掲載)

スマートフォンが配送され
セットアップ4日目だ。

プログラムのインストールを続けた。インストーラーなどを保存しているが、インターネット上で最新のヴァージョンかどうか確認が必要だ。

また、4台目のスマートフォンとなるTCLの10 Proが配送された。パーソナル・コンピューターと買い替え時期が重なったのは偶然だ。幅広のスマートフォンを入手することはできなかった。

SIMカードを挿し替えようとしたが、サイズが合わない。前機種ではmicro-SIMカードであったが、新機種ではnano-SIMカードが必要なのだ。問い合わせが必要になった。SDメモリカードはサイズが合うので、最新のファイルを保存してから挿し替えたかったが、パーソナル・コンピューターがSDメモリカードを認識しない。以前から接触に問題があったので、そのためであろう。

時間をかけてセットアップに取り組むしかないと諦めて、Googleのアカウントの同期などに取り組んだ。パーソナル・コンピューター用のWi-Fiを利用した。

(2021年5月10日執筆、2024年8月5日掲載)

スマートフォンのアイコンを整理
パーソナル・コンピューターのセットアップ5日目、スマートフォンのセットアップ2日目だ。

パーソナル・コンピューターについては、プログラムのインストールを続けた。メインである実行ファイルのショートカットのみが「C:\Users\****\AppData\Roaming\Microsoft\Windows
\スタートメニュー\プログラム」に保存されるとスタート・メニューが整理されるのだが、そのように行儀のよいプログラムは少ない。また、デスクトップにアイコンを配置する場合、「C:\Users\****\デスクトップ」にメインである実行ファイルのショートカットが保存されるとよいのだが、ディスプレイの上部に表示されることを狙ってか、別のフォルダーに保存しようとするプログラムもある。Midrosoftはもっとプログラムの挙動を監視するべきだと思うが、いかがであろうか。

パーソナル・コンピューターのUSBポートが少ないことと、パーソナル・コンピューターがSDメモリカードを認識しないことに対応するため、USBハブとmicroSDメモリカードからSDメモリカードへの変換アダプターを買った。

スマートフォンについては、アイコンをカテゴライズしてディスプレイに配置することに腐心した。

(2021年5月11日執筆、2024年8月5日掲載)

MVNOのnano-SIMを購入
パーソナル・コンピューターのセットアップ6日目、スマートフォンのセットアップ3日目だ。パーソナル・コンピューター、スマートフォンとも、どうしてインストールしたのか覚えていないアプリケイションも多い。今後は記録を残しておきたいと思う。

インターネット上でnano-SIMへの切り替えを申し込んだ。利用しているのはMVNOのエキサイトだ。

(2021年5月12日執筆、2024年8月5日掲載)

nano-SIMの到着予定日
スマートフォンのセットアップ4日目だ。アプリケイションのインストールは完了した。

nano-SIMの到着予定日が5月17日だとの連絡があった。それまでの間、10 Proは白ロムとなる。nano-SIMの到着が待ち遠しい。

(2021年5月13日執筆、2024年8月5日掲載)

幅広スマートフォンではなくなったが
10 Proが幅広スマートフォンでないことについては、大きな問題とはならないようだ。ディスプレイにはアプリケーションのアイコンが1行に5個並んでおり、最低限の条件を満たしていると考えている(Xperia Z Ultra SOL24では6個並んでいた)。また、日程管理を行っているテクスト・ファイル(1行28文字)などの表示を特に問題なく行うことができると分かって安堵している。片手持ちの便利さも理解することができた。ただし、両手持ちの幅広スマートフォンの登場を心待ちにする心情に変わりはない。

(2021年5月14日執筆、2024年8月5日掲載)

PCにOfficeをインストール
パーソナル・コンピューターにMicrosoftのOfficeをインストールした。テクスト・ファイルの編集はWZ Editorで行うことが多いため、Wordの使用頻度は高くないが、Excelの使用頻度は比較的高い。一方、PowerPointはあまり使用することがないであろう。

(2021年5月15日執筆、2024年8月5日掲載)

Googleドライヴをエクスプローラー上に表示
Googleドライヴをエクスプローラー上に表示させるための作業を行った。

「installbackupandsync.exe」をダウンロウドして実行する。「バックアップと同期」と呼ばれるソフトウェアであり、パーソナル・コンピューターのスムーズなシャットダウンを妨げていたソフトウェアの正体が分かった。対応が必要かどうか、様子見だ。

(2021年5月16日執筆、2024年8月5日掲載)

nano-SIMカードが配送
nano-SIMカードが予定通り配送された。白ロムであった10 Proは晴れてスマートフォンになった。それまで使っていたMicro-SIMは到着予定日の前日まで有効とのことであったが、実際には前日の日中に無効になった。同一業者間での切り替えであるのに空白期間が生じることについては改善が必要ではないかと思う。

(2021年5月17日執筆、2024年8月5日掲載)

縦長スマートフォンの持ち運び
スマートフォンが縦長になったことで懸念していたことがあった。持ち運びの問題だ。これまではヒップ・ポケットに入れて持ち運んでいたが、縦長なので持ち運び中、特に自転車に乗っている時に落ちてしまわないかと危惧していた。しかし、問題はなさそうだと分かって安心した。

(2021年5月18日執筆、2024年8月5日掲載)

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