6.4インチのスマートフォン
2013年に使い始めたスマートフォンの最初の機種はイー・モバイル(現ワイモバイル)であった。昨年は6.4インチという大画面に魅せられ、ソニーのXperia Z Ultra SOL24を買った。乗り換えを検討していた時、対抗は同じソニーのXperia Z Ultra C6833であった。両者の外観やスペック(性能)はあまり変わらない。前者にはau系の、後者にはドコモ系の格安SIMカード(各携帯電話に固有の電話番号が付与され通信を可能とするカード)を装着することができる。
前者は電子マネー機能やフルセグなどのテレヴィジョン放送受信機能があり、後者は海外のSIMカードも装着することができる。どちらを重視するべきか迷ったが、国内利用を優先することにしたものだ。
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白ロムの購入
Xperia Z Ultra SOL24をauを通して買おうとすると、2年間の割高な契約を行うか、割高な端末費を支払う必要がある。
そこで、白ロムの利用となる。白ロムの販売業者は、通信キャリアがインセンティヴ付きで端末の販売促進を行っている時に契約を行い、未使用のまま解約した端末を売っているようだ。インセンティヴがあるとは言え、通信キャリアに解約手数料を支払っても利益を上げることができるというのは理解し難いところだ。端末は、電話番号などの情報が付与されたSIMカードがない状態なので、白ロムと呼ばれるようだ。(狭義では白ロムとはならないらしい。)インターネット通信販売を利用し、3万円台で買うことができた。
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MNP(番号ポータビリティ)によるMVNOの導入
au系の格安SIMカードを提供しているMVNO(仮想移動体通信事業者)としては、マイネオが有名だ。MVNOのデメリットとしては、通話定額サーヴィスがないことと、通信容量が少な目であることが挙げられるであろうか。前者については、LaLa CallなどのIP電話に加入することによって解決することができる。後者については、別に無線デイタ通信(WiMAX)契約を行っているため、問題ではなかった。
そこで、早速MNPの手続きに取り掛かった。ワイモバイルの解約はインターネットで簡単に行うことができ、MNP予約番号を入手した。続いて、クレディット・カード情報と本人確認書類画像を用意し、MNP予約番号の有効期限が10日以上残っている状態でマイネオに契約申込を行うと、2〜3日でSIMカードが送られてくる。そして、指示に従ってMNP転入切替を行うと、すぐに通話・通信を行うことができるようになった。電話不通期間として2〜3日を想定していたが、10分程度に過ぎなかった。
MVNOであることについて特に不満はなく、大画面で快適なスマートフォン・ライフを送っている。
(2015年6月7日執筆、2024年8月5日掲載)
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